インフォプレナー

今日、「何か企画はないかな？」と思って、インターネットを見ていたら「インフォプレナー」というビジネスを見つけました。

インフォプレナーというのは情報起業家という意味で、
情報を売ってお金を稼ぐ人のことです。
元手がいらず、リスクもなく、パソコンさえ持っていれば誰でもできるという、まさに夢のようなお話。

有名な成功者としては、シンガポールの高校生ジョー・クマーという人がいます。

2003年、ジョー・クマーはインターネットマーケティングの成功者達に次のようなメールを送りました。
「もし、あなたがすべての財産を失い、借金まで抱えてしまいました。手元に残ったのは、ネット環境のあるパソコン1台。そこからわずか1ヶ月で、再び成功する自信はありますか？」
このメールにつぎつぎと返事がきたのです。
ジョー・クマーはそれをまとめ、「30　Day to Internet Marketing Success」（30日で成功するインターネットマーケティング）と言う題名でeBOOKにして、97ドルで販売。3000万円以上を稼ぎ出すことに成功しました。

まあこれは極端な例ですが、インフォプレナーはこういうことができるってわけです。

インターネットでは情報を売るシステムが確立されているようで、素人でもジョー君のようなことが簡単にできるみたいです。

で、インフォプレナーの企画書を作ろうと思って、日本のインフォプレナーさんたちのサイトを見てみました。

そのほとんどのサイトに異口同音で書いてあったことは
「世の中にはお金より大切なものがある。それは友達だ！
僕はお金は手に入れたけど、もっと大切なものを手に入れるために僕の知識を提供します」
的なメッセージ。

知識を提供してくれることは大変ありがたいんですが、
対価として大抵3万円ほど必要です。
友達になろうとしているヤツから金とるなよ。

僕の頭の中になぜかネズミ講という言葉がよぎりました。

もちろん違法性もないし、ちゃんと成功術を教えているとは思いますけどね。

でも、そのへんのサイトを読んでいると、「幸せを分けてあげたい」とか、「私に10分だけ時間をください」とか、「寝てても儲かります」みたいな、キャッチセールスみたいな言葉が羅列していて、気分が悪くなりました。

この企画案もダメそうだな。