Jupiter

2005年1月19日 音楽
言わずと知れた平原綾香の大ヒット曲です。

僕もちゃんと聞くまで、「良い曲だなぁ」なんて思ってました。
で、正月に何かの音楽番組で最初から最後まで聞く機会があったんです。

なんじゃこりゃー!

というのが、正直な感想。
クラシックの名曲に、わざわざチープな恋愛の詞をつけるとはどういうことでしょう?

そもそも、Jupiterはイギリスを代表する作曲家ホルストの組曲で、
ホルスト自身もかなりのこだわりを持っていたらしく、演奏する際には、一切の編曲の禁止、演奏時の楽器編成の指定など、かなり厳密な要件がありました。ホルストの没後もこの要件は遺族によって守られていたのですが、最近になって著作権がなくなったらしく、勝手にアレンジしてもOKになったわけです。

とはいえ、あの壮大なJupiterの曲とはかけ離れた、あの詞。
いくら著作権がないとはいえ、偉大な作曲者であるホルストの意図をここまで無視して、どういうつもりやねん!
と僕は思うのですよ。

あ、ちなみにわたしはホルストに思い入れもなければ、クラッシックも特に好きではないです。
単に恋愛の歌が大嫌いなだけで。

わたくし、自慢じゃありませんが、今の奥さんと出会うまで、恋愛なんざしたことがなかったんですよ(除く二次元)。

なのに、歌手(何がアーティストじゃボケ)は恋愛をテーマにした曲ばっかり歌うんですよ?
そんなもんに共感できませんよ!
少しは、もてない男のロンリーハートを慰める歌を歌えっちゅうんじゃー!

つーか、歌手とかそのファンは、本当にそんな切ない恋愛を何度も経験してるのでしょうか?
世の中は、モテ系の人間同士が内輪で延々と恋愛を繰り返しており、非モテ系人間はその輪から隔離されているのでしょうか?

そりゃあ、僕だって高校のときとかに、甘酸っぱい恋とか経験したかったですよ。
でも高校時代は酸っぱいは酸っぱいでも、
防具から酸っぱいにおいの漂う剣道をずっとやっていただけ

というわけで、クラシックを原曲にしてるなら、よもやちゃらい恋愛の歌ではないとばかり思っていた僕を、Jupiterは裏切ってくれたわけです。わかります、この気持ち?

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TK

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